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防災知識 帰宅困難者になったら…
災害発生時に、交通機関が遮断されて自宅等に帰れなくなった場合は、帰宅困難者になります。そんなとき、”どのように行動すべきか”は、自分が”どこにいるのか”で変わります。帰宅困難者になってしまったときのために、以下の点について留意しておきましょう。
発災時:職場・学校内にいる場合

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一斉帰宅の抑制
災害から72時間は、むやみに移動せず、職場・学校等の安全な場所に留まる。
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従業員等を施設内待機させる
事業者は、従業員等が一斉帰宅しないように、施設内に待機させること。そのために食料や水、携帯トイレ等(1人3日分を目安)を準備する。倒壊の恐れがある等、施設内に留まれない場合は、最寄りの災害時退避場所や帰宅困難者一時滞在施設へ退避する。
発災時:屋外にいる場合

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安全な場所へ移動
まずは安全な場所へ移動し、揺れが収まるまで留まる。
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最寄りの災害時退避場所や帰宅困難者一時滞在施設へ退避
状況が落ち着いたら、最寄りの災害時退避場所や帰宅困難者一時滞在施設へ退避する。
災害時退避場所・帰宅困難者一時滞在施設について

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災害退避場所
区内6カ所の公園等を「災害時退避場所」として指定しています。安全な建物内に留まれない場合は、まずこちらに退避してください。
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帰宅困難者一時滞在施設
災害発生後、区と協定を締結している滞在施設が順次開設します。施設の安全確認等、開設までには時間がかかる想定ですので【東京都帰宅困難者対策オペレーションシステム】や【当防災ポータルサイト】、【安全・安心メール】等で開設状況を確認の上、移動してください。なお、滞在施設では、おおよそ3日間程度滞在することができ、水や食料の提供を受けることが可能です。
帰宅困難者支援ツール
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帰宅困難者に対して、開設されている施設や、その施設までのルートを案内するシステムを紹介します。
東京都帰宅困難者対策オペレーションシステム
LINEのトーク画面から、自分の位置情報を送信することで、開設されている周辺の施設を表示します。また、施設到着後の受付手続きを電子で行うことが可能です。(対象:都内全域)
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災害ダッシュボード
大手町・丸の内・有楽町エリアにおける滞在施設の開設情報や、鉄道各社が発信するX(旧Twitter)等の情報を収集・発信します。地区内約100か所のデジタルサイネージでニュース映像と合わせて施設情報を表示したり、スマートフォン等からブラウザ上で確認可能なデジタルマップにより、滞在施設への経路をナビゲーションすることが可能です。